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園長先生の切り紙

コウロコフウチョウ(オス)

オーストラリアに生息しているフウチョウの仲間で、ノドに「うろこ」のような飾り羽根があるためこの名前があります。
NHKの「ダーウィンが来た!」の番組でも何度か紹介されています。
オスはメスに選ばれるため、求愛のダンスを森のダンス学校で習います。
翼を丸く大きく広げて左右に交互に振りかざし、頭が見えないようにしてじょうずにダンスを踊るのが選ばれる条件だそうです。

 

コウロコフウチョウも1枚切りの切り紙です
これはダンスが始まる前のウェイティングポーズです
脚はパイプ状で、「折り」で形を作り、この2本の脚によりしっかりと自立しています

 

ウェイティングポーズを正面から
まん丸の翼のポーズが特徴的です
翼は「折り」で一枚一枚重ね合わせています
口の中は絵の具で着色しています
名前の由来のノドのうろこ様のきれいな飾り羽根は
絵の具で細かく描きました
目は一部を残して丸くカットして
エンボスで球面にして
黒の光沢の絵の具で着色しています

 

脚は一連の「鳥」シリーズのものと同じ形で
体を支えるのに十分な強度があります
しっぽも「折り」で重ね合わせています

 

いよいよダンスが始まりました 左右の翼を交互に振りかざします

 

右の翼は少し折りを深くしています 頭は角度をつけて片方に傾けています

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