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園長先生の切り紙

ヘビクイワシ

アフリカのサバンナにモデルのようなすらりと伸びた美脚を持つヘビクイワシがいます。
他の鷲のように空から獲物を襲わずに、地上をその長い脚で走り回って昆虫や小動物、毒蛇まで捕獲します。
全身は灰色で黒い風切羽と後頭部の冠羽をもっています。
今回はこの美しい鳥を切り紙で作ってみました。

 

このヘビクイワシはもともと一枚切りの切り紙ですが、
着色でなく体の一部分を黒の画用紙で置き換えています(切り貼りです)
このモデルの背丈は10cmほどになりました
名前の由来のように蛇も食べてしまうということで隣に蛇を置いてみました
ちなみに来年の干支は蛇ですね...

 

羽根を開いた状態です
このモデルは羽根を関節で
開閉できるようになっています
尾も開閉できます
これも開いた状態です

 

上から見たところです
羽根は大きく開いています
冠羽、目、目の周りはボンドでの重ね貼りです

 

この鳥の目はまつ毛が長くとてもチャーミングです
まつ毛は細い千切りです
すらりと長く伸びた美しい脚は、細いながらも
しっかりと体を支え、4本の趾(あしゆび)で自立できます
ちなみに鳥類の趾はもともと5本ですが
5番目の趾は完全に退化して基本的には4本です

 

羽を閉じたところです
各関節で畳んでいます
脚の関節は「折り」で作られているので
趾を含め角度を自由に変えることができ
いろいろな姿勢をとらせることができます

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