乳牛に続いての牛で、雄雄しい雄牛です。
来年は丑(うし)年で、干支の製作依頼もあり、少々時期的には早いですが、勇ましい雄牛が出来上がりました。
「切り」と「折り」による左右非対称形で、力強い動きを出しました。
頭の向きは「折り」により、脚は「切り」による左右非対称形です 胴体は折り方によってふくらみを持たせています 「切り紙」は左右対称形が多く、通常、2枚重ねで紙を切り抜きますが、 この牛の場合は、左右の脚の部分を動きに合わせて別々に切り分けています |
顔は「折り」により、お面のように立体形となっています | しっぽの毛は髪の毛のように細い千切りです |
上から見たところです しっぽを含めると全体が「S」字状に曲がっています |
鼻は先に向かって大きくなって、鼻の穴も大きく開いています 角は前に向かって突き出し、 耳は前方に湾曲して丸まっています |
あごを引いた「戦い」の姿勢です |