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園長先生の切り紙

アフリカゾウ(超立体切り紙)

「切り紙」はもともと平面の紙を折って立たせて立体物を表現しています。
作品を観賞するという点では、その構造上、前から見るのにはつらいという弱点があります。
「超立体」シリーズはこの弱点をカバーし、どこから見てもきれいに見えるように作っています。
というわけで、今回は超立体シリーズのアフリカゾウです。
以前に掲載の「アフリカゾウ」と比べてみてください。

 

4本の脚でしっかりと立っています
脚は「折り」による左右非対称形で自然な姿勢をとっています
アフリカゾウの体はナスのように胸からおしりにかけて膨らんでいます

 

アフリカゾウの耳はアジアゾウと比べても
とても大きくりっぱです
鼻の先を切り落としてしまって少し短くなりました
若いアフリカゾウのイメージです
しっぽの先は千切りで細かく切ります

 

脚は後で閉じています 牙は外側に向かって開いています

 

耳の端は波状のカーブをつけています 牙は「上げ折り」で反らせています
足の爪もしっかりついています
鼻先も「折り」で本物のような形状をしています

 

時折、この切り紙コーナーを訪れた方からのファンレター(メール)が届きます。
卒園生、幼稚園の先生やこれからなろうとしている学生さん、また、幼稚園の園長先生、一般の方々、中にはアメリカからのメールもありました。
日本を離れ外国で暮らしている中で日本の文化を感じていられ、この「切り紙」を日本人の物作りにだぶらせて感謝とお褒めの言葉をいただきました。
先日は、広島の小3の女の子からのメールが届きました。
「園長先生の切り紙、いつも作っています。かんたんで、かわいく作れるところが好きです。これからも、いろいろな作り方をホームページにのせてください。」とのこと。
いろいろな方に「切り紙」を見ていただいて、その方たちの精神面でお役に立っていることをとてもうれしく思います。
「かわいく」そして見た人の気持ちが暖かくなるようないろいろな動物の切り紙をこれからもがんばって作っていきたいと思います。
このアフリカゾウは小学生が作るのには難しいと思いますので、見て楽しんでください。
なお、色画用紙を切り抜いた直後の形は下の写真です。これをいろいろと折っていくと上のゾウが出来上がります。

 

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