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園長先生の切り紙

カブトムシとギラファノコギリクワガタ

幼稚園のカブトムシの幼虫も部屋を作って、蛹になりました。
こどもたちはいつ成虫になるかと期待いっぱいですが、切り紙で実物に近い形の日本のカブトムシと、やはりこどもたちに人気のギラファノコギリクワガタを作ってみました。

 

カブトムシは全長約9cm、クワガタは11センチです
紙は黒の色画用紙で、あまり光沢がないのですが、他の色画用紙に比べ紙は硬くしっかりとしています
カブトムシの頭は3/4の円の円錐でヘルメット状に作られて頂点には胸角があり
前部のアーチ状の切れ目からは頭角を含んだ頭部が飛び出しています
クワガタは口に当たる下唇と呼ばれる部分を千切りで切ります

 

ガブトムシもクワガタも体の構造はほとんど同じで
違うところは角と大アゴです
これらの切り紙は上から見るときれいな形をしています

 

肢の胴体側の腿節(たいせつ)と呼ばれる
部分はおなかの部分がないため下向きになり
若干、形に違和感があります
クワガタもおなかの部分がないため
横から見ると平面的です

 

左右の上翅の合わせ目の会合線は
中心が谷折り、両側が山折りの溝で作ります
折り線間の間隔は約0.5mmです
図鑑などのクワガタは肢がたたまれていますが、
肢を大きくを広げるとダイナミックな感じになります

 

バトルが開始されました 脛節(けいせつ)とよばれる
肢の真ん中の部分には鋭いとげがあります
符節(ふせつ)とよばれる爪につながる
段々の部分はジャバラ折りで作っています

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