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園長先生の切り紙

ディノニクス

これも小型の肉食恐竜です。
前回の羽毛恐竜のヴェロキラプトルの近縁種で、ヴェロキラプトルが体長1メートルに対し、これは体長が2.5メートルと大きい種類です。
映画の「ジュラシックパーク」ではこのディノニクスがヴェロキラプトルとして登場していました。
今から1億年ほど前の白亜紀に生息していました。

 

これもタント紙の折り紙1枚を使った1枚切りの切り紙です
実際の鼻先から尻尾の先までの体長は16cmです。

 

勢いよく前に移動する前傾姿勢のため
倒れないように脚を台紙に固定しています
脚は折りにより作られていて
左右非対称形となっています

 

前肢、後肢とそれぞれの指は
折りにより関節から曲げられています
後ろから見ると内側がよく見えてしまいます

 

今回は口を閉じたポーズです
上の歯は、大型肉食恐竜のように
口の中に納まらず外にはみ出しています
後肢の第3、第4指は上げ折り、蛇腹折り、下げ折りで
第2指は上げ折り、上げ折り、下げ折りの順番です
「恐ろしい爪」という意味のディノニクスの名前は
この上に反り返った第2指から由来しています

 

しばらく続いた超立体切り紙の「恐竜」シリーズはこれでひとまずは終了とします。

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