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園長先生の切り紙

スピノサウルス

久々に切り紙の型紙を作りました。
今回は恐竜の「スピノサウルス」です。
ワニに似た歯の部分や背中の大きな「帆」(椎骨)が特徴の全長が10~18mの大きな肉食恐竜です。
以前にもこの切り紙コーナーでご紹介しましたが、今回は作り方を変えています。
園児にはなじみが薄いと思っていたこの恐竜ですが、聞いてみると「『のび太の恐竜大冒険』に出てきたから知ってるよ!」とのことでした。
映画の「ジュラシックパーク」にも出てきますし意外とポピュラーなんですね。
なお、この切り紙の難易度は「★★★」の「むずかしい」ランクです。
「小学生のお兄ちゃんが難しいのが大好きだからもらっていってあげるんだ」という子どももいました。
用意した80枚ほどの型紙も一日でなくなるほどの大人気でした。
下に型紙と作り方も掲載しましたので作ってみてください。

帆の部分を新しい方法で作りました
体は全体的に丸く立体的になっています
以下に作り方を説明します

 

広告の紙でいろいろ試作をしてみました
最初は、「帆」の部分を封筒の角で作ったりもしました
試行錯誤を重ねて型紙ができました

 

これは今回の切り紙を作るときに使った道具です まず、今回の「帆」を作るときの工夫のポイントで、型紙の右側を切り落とします

 

切り落とした後、背中になる部分を山折り線で折ります 裏から見たところです

 

「切り始め」のところから輪郭線を切っていきます 輪郭線が切り終わりました

 

裏側にして「帆」の上部の三角形の部分を中に折り込んで、合わせの部分を木工用ボンドで貼り合わせます 頭の部分を「下げ折り」で、首の付け根を「上げ折り」で折ります
折れたらしっぽの付け根を「上げ折り」します

 

背中の「帆」のつけ根を爪で折って体に丸みが出るようにします。
前脚と後脚のつけ根を折り返して体に更に丸みを持たせます
「帆」の部分をピンセットを使ってジャバラ折りで交互に折ります

 

しっぽや首、足などに丸みを持たせて立体的にするために棒を使います スピノサウルスが完成しました

 

「スピノサウルス」の型紙プレゼント

この「スピノサウルス」の型紙をプレゼントします。
下の画像をクリックすると型紙のページが表示されます。
型紙はA4版の大きさです。
印刷したものを切るか、それを色画用紙に重ねて切るか工夫してみてください。

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